世田谷区長、保坂展人さんの出版記念パーティにお邪魔しました。

世田谷区長、保坂展人さんの「国より先に、やりました出版記念パーティにお邪魔しました。

私は日高市に移住する前は世田谷区に2年ほど住んでいたのですが、その頃、保坂区長と特にご縁はなく、初めてお会いしたのは、日高市議会議員になってから。2020年3月開講の「保坂展人 政治スクール」の第2期をオンライン受講させていただいたのがきっかけです。

当時、市議になりたてで、自分の政治家としての立ち位置を悩んでいた頃、保坂区長や、講師だった政治学者で「リベラル保守宣言」の著者、中島岳志さんのお話に大変感銘を受けました。

本当の「保守」は、フランス革命の批判から生まれた、人間は、間違える、汚い、不完全な存在であるという人間観。

だから、特定の思想で社会を大きく変えてしまうのはリスクであり、長年の風雪に耐えてきた伝統=人類の叡智を大切にしながら、多様な視点で議論を尽くしながら、時代に合わせて少しずつ変えていくのが良いと考える。

トップダウンではなくボトムアップ…社会を設計して民衆をコントロールするのではなく、市民に沿うことで潜在的な力を引き出す
自分が変わる勇気を持つ…自分は間違っているかもしれないという立ち位置から、違う意見にまずは耳を傾け、合意形成に至る努力をする

という姿勢がベースにあるべきで、従って、保守というのはリベラルであるから、保守vsリベラルという対立軸は本来存在しない
今の「保守系」の政治家の多くが、このような本来の保守的な態度にないために、誤解が生じている。

保坂区長は、1期目の当選当初から、「5%改革を掲げられており、まさに保守的な改革を進めてこられた。

こんな考え方が大好きで、「リベラル保守宣言」は何度も読み、後援会の方々と読書会をしたりもしました。

あれから5年、日高市長選を経て、武蔵野市長選に挑戦された笹岡ゆうこさんとお会いする機会があり、今回のイベントで司会をされるからと教えていただき、久しぶりの世田谷に行くことを決めたのでした。

この日も上記のような中島先生の熱っぽいお話を久しぶりにお聴きできて、懐かしく嬉しい時間でした。

杉並区で2022年、区長になられた岸本聡子さんもパネリストとして来られていて、

昨今のSNSの、冷笑、攻撃性、論破などの人を傷つける風潮から、政治に冷め、絶望してしまうと、もっと政治の質が落ちてしまう。この状況を民主化していかないといけない。
そのために杉並区では、責められない、批判されない、安全な対話の場をつくり、公共政策の中での成功体験のプロセスをつくってきた。

とお話されていました。

このような方々の考え方で、地方政治を動かし、ボトムアップで日本の政治を変えて行く「ローカルイニシアティブネットワーク(Lin-net)」という団体があり、私も賛同しています。

この機会に、私も学び直ししたいと、第9期の保坂展人政治スクールに会場参加させていただくことにしました。

また、次回の小田原でのイベントも行けたらと思っています。

ご一緒できる方いらしたらぜひ!

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