「コロナ禍で、問われる議会の予算審査のあり方」常任委員会を機能させる!可児市の事例から

輝け!議会 対話による地方議会活性化フォーラム主催の議員向けのオンライン勉強会「コロナ禍で、問われる議会の予算審査のあり方」に参加させていただきました。

今回は、川上ふみひろ議員より可児市議会の取組みのご紹介。
同じ地方都市の議会でありながら、雲の上の、まるで別世界のお話に聞こえましたが、実は「議会として当たり前のことをしてるだけ」なんですよね。。
日高市議会も、これからも議会改革を進めていかなくてはと思いました。
印象に残ったお話をいくつか。

●とにかく議員間討議
徹底的に議員間で討議し、少数派の意見を徹底的に拾い上げ、全会一致で議会に挑む。
だからこそ議決の重みをもち、市も議会を尊重するようになる。

●常任委員会がエンジン
~委員会代表質問を基本条例に定めた
会派は利害があるので、会派代表質問は意味がない。
地方自治法に会派なんて書いてない。
議会報告会で吸い上げた声を常任委員会で検討し、全会一致したものを質問に入れると、重みが全然違う。

●市の批判が目的ではない
議会活動の結果、市民福祉が下がればそれは議会の責任。

●だからこそ議員のエキスパート化が大事
議員が日ごろから勉強してないと、市職員にとっては話にならない。
必要な知識をもったうえで、政策の議論をする必要。
そのため一人の議員が、何期も同じ常任委員会に所属することが多い。


この勉強会、全国のいろんな政党、会派の議員が参加していて、それぞれの立場はありつつも、議会を良くしたいという同じ気持ちで話をし合えるので、同志という感覚になります。
つまるところ、二元代表制の意味、意義を議員がどれだけ理解し、仕事に向き合うかということだと思いました。
そのためにも、市民の皆さんにもそこを理解いただき、そういう議員を議会に送り出していただきたいです。
私も微力ながら頑張っていきます!

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