政策実現できる女性議員を増やすための若手女性議員ネットワーク、「#womanshift」 の企画で、女性市長2名からお話を伺うという勉強会がありました。
東京都武蔵野市の松下市長と、新潟県加茂市の藤田市長。
お2人とも、是々非々でやるべき改革をどんどん推し進めている。
そして、とても気さくで等身大な印象を受けました。
私にとっては、若い女性首長とのこのような場を持つのは初めての経験で、刺激的な時間でした。
「市長」と言っても、実に様々なスタイルの市長がいること。
つまり、議会との関係も様々であること。
議員の立場から、もっと法的根拠や財源、市民の声、数字的エビデンス、そういったものをしっかり捉えて政策提言していく必要があること。
などなど、改めて感じることができました。
何より、市長がこういう場でフランクにお話されるというのが新鮮で、市民に近い市長のあり様って素敵だなと思いました。
後半のグループワークでは、全国各地の若手女性議員とディスカッション。
色々な立場の議員の意見や経験談を聞けて、とても参考になりました。
womanshiftの勉強会でいつも思うのは、「議員であること」が目的の議員がいないこと。
強い問題意識があって、それを解決したくて議員をやっている。
女性だから?
というと、多分そんなことはなくて、
今の日本の政治の状況が、若い女性の立場で議員になることが、色んな意味でハードルが高すぎるのだと思います。
つまり、そんな高いハードルを越えてでも議員になりたいと思うほど、課題意識の強い人しか、議員になっていない。
そんな背景をひしひしと感じさせる集まりです。
さらに首長となればなおのこと。
全国の女性首長、こんなリストがあるんですね。
市区町村プロフィール 女性首長一覧
https://uub.jp/cpf/female.html
黄色が現職。
これしかいないの!?って驚きました。
コロナ禍においても、世界では女性リーダーが注目されている印象です。
女性か男性かどちらが良いということではないですが、女性的な視点や考え方が、もう少し国政に反映されていくためにも、地方自治体の首長に女性が増えてほしいなと思います。