あけましておめでとうございます。
皆さんはどんなお正月を迎えていらっしゃいますか。
我が家は今年の年末年始は、例年通り、狭山の松尾の実家と、都内の私の実家を行き来し過ごしています。
5歳の息子は、「もういくつ寝ると~♪」の歌に感化されて、お正月は凧揚げと決めていたらしく、今朝は早くから凧をもって家を飛び出していきました。
早いもので今年は議員最後の1年です。(来年春が改選です)
当選以来、私なりに全力で活動してきて、日高市の課題やその解決の糸口が少しずつ見え始め、着実に手ごたえを感じてきています。
とはいえ社会を見ると、少子高齢化、気候変動、格差の拡大など、私たちの未来は、気の遠くなるような問題が積み重なっています。
氷の張った高麗川で滑ってはしゃいで遊ぶ息子を見ながら、この子が大人になったとき、彼がお正月に子どもを連れて、こうしてまた自然豊かな日高で平和に遊べるような世界を、私たちは遺せるのだろうかと想像すると、不安で胸が詰まります。
同時に、この日高には、大きな希望があるとも思うのです。
日高は本当に良いところです。
都心へのアクセスの良さや、身近な里山的な自然はもちろんですが、日々、日高市内をあちこち回りながら、たくさんの方々とお話させていただく中で感じるのは、「人」の好さです。
これが実は日高の一番の資産なのではないかと、最近ますます確信を深めています。
実際、日高のコミュニティに触れ、移住したいとご相談くださる方々が後を絶ちません。
私は、日高だからこそできる、真に豊かで成熟した地域社会のあり方があるのではないかと思っています。
もしそれが実現できたら、社会に大きなメッセージを発信しうるのではないかと。
目の前の便利さや効率性を追求するのではなく、私たちが心から幸福感を感じられる「本当に」豊かな暮らし。
なんでもお金で解決するのではなく、地域の人達で分け合い、助け合い、循環させる。
足りないものは、行政に頼るのではなく、自分達でつくる。
日高の自然の恩恵をもっともっと満喫する。
日高に住む方々が、日高が好きで好きでたまらなくなる。
それに感化されて、もっとたくさんの方々が移住してきて輪に加わる。
そうして日高がさらに魅力的なまちになる。
そんなまちにできたら、どれだけ楽しいことだろうとわくわくしますし、日高の「人」達がいるから、それは夢物語ではないと、本気で思っています。
今期、どこまで皆さんのご期待に応えられるか、気を引き締めて、駆け抜ける1年にしたいと思います。
皆さん、これからも一緒に、楽しいまちづくりをしていきましょう!