森のようちえんの議員・行政担当者向けの勉強会@衆議院会館に行ってきました。
国会議員、地方議員が全国から集まり、現代日本の子ども達には、自然教育をなんとかして提供しないと!と様々な議論がなされました。
印象的だったのは、普通の園と森のようちえんの、卒園生の発達の比較の調査研究。
中でも、いま小1プロブレムの原因ともいわれる脳の前頭葉の未発達が、調査対象の森のようちえんの卒園生にはほぼ見られなかった(比較対象の普通の園では半分以上の子どもが未発達)という実験。
子どもの脳の未発達は、園の環境だけでなく、様々に問題があると思いますが、自然育児によって大きく改善できる可能性があると。
他にも、絶対的自己肯定感の獲得など、様々な驚きの差が😳。
私も森のようちえんの運営を通じて、これまで新しく入ってきた子が変わっていく様子を見てきた感覚と照らし合わせても、違和感のない研究データでした。
もちろん、わざわざ森のようちえんに子どもを入れるような親は、食事をはじめ生活環境にも色々気を配り、教育方針もおおらかな家が多い、など、単純に通った園がどうだったかということだけでは比較できない要因もあるかと思います。
ただ、少なくともまずは親御さんが望めば、そういう環境を提供できる社会に、日本を変えて行かなくては始まらない!と、胸アツ✨な会でした。
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さて、日高市はというと、なんと市内に3つも!森のようちえんに類する園があります。
これらの園に入れたくて、市外から転入してくる家族も少なからずいます。
これって凄いこと!!
市にもこの価値を理解いただいて、協働していけたらと強く思います。
引き続き、対話していきたいと思います。