10月19日・20日と一泊二日で、日高市議会の総務福祉委員会として視察に行って来ました!
1日目は、「子育て上手」をうたい、移住定住施策を積極的に推進する常陸太田市。
2日目は、言わずと知れた自治体DXの先進都市であるつくば市。
委員会視察は、コロナで2年間中止になっていたので3年ぶり。
議員の皆さんと、長時間バスに揺られ、食事をご一緒する中で、いろんなお話ができたことも貴重な機会。
2日間とは思えないほど濃厚な時間となりました。
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9時半、日高市役所に集合し、バスで出発!
12時前に常陸太田市に入り、ランチをいただいてから市役所へ。
子育ての担当課、移住定住の担当課よりご説明をいただきました。
常陸太田市は、10年ほど前に、人口対策として子育てを充実させると決め、総合計画でも重点施策の第一に定め、「子育て上手常陸太田」をスローガンに、推進してこられました。
ワンストップでの支援として、結婚のマッチングサービス(マッチング率の高さに驚き!)に始まり、出生お祝い品、保育料補助、給食費補助、子育て支援施設の充実と、確かに手厚い。
移住施策も、移住定住専門相談員の設置や、お試し移住のできるトライやるハウス、空き家バンクの運営の工夫や、家賃補助、市有地の譲渡、など、特に目立った施策があるというより、必要だよね、というものをちゃんと揃えている印象。これらは日高市でもやっていきたい取組みです。
子育てHPも分かりやすくて親しみやすいです。
この「じょうづる」のマスコットキャラクターを中心とした統一デザインが、市のメディアすべてに反映されていて、市内の公共施設のいたるところにいるのですが、センスがとても良いなと思いました。
続いて「子育て世代包括支援センターここキララ」へ。
教育委員会もここの2階にあるので、ここに来れば子育て関連の全てが完結する、というのが嬉しい場所です。
日高市でいうと、高麗の郷と市役所1階と5階が集まったようなイメージですね。
そして!今回一番感激したのが次にご案内いただいた「じょうづるはうす」。
市営プールの更衣室だったという2階建ての棟をリノベーションした子育て施設。
日高市で一番聞くお母さん達の困りごとは、「子どもを遊ばせられる場所がない」「児童センターがない」ということです。特に雨の日に遊べる場所がありません。
また、このようにお母さん達が自然発生的に交流できる場は、育児の孤立を防ぐために必須だと思っています。
ここの運営は、「特定非営利活動法人 結」さんが指定管理を受けています。
こちらのお話が私的には大ヒットでした。
結さんは、もともと市内のお母さん達のボランティア団体だったところから、市と協議しながら法人化し、こちらの指定管ほか様々な活動を、市内のお母さん達でされているとのこと。
子育て中のお母さんが、子どもを連れて短時間お給料をもらって働くことができて、一緒に活動するお母さん達同士のつながりができている。
しかも、小さいお子さんのいるお母さんから子育てを卒業したお母さんまでが、そのライフステージの違いをうまく活かして役割を持ち寄れていて、縦の繋がりができる良さももちろん、団体としての持続可能性になっていて、素晴らしいと思いました。
まさに日高市でそのような団体を育てていけたらと思っていたので、結さんのお話を伺いにもう一度来たいくらい!と目をハートにしていたら、いつでもまたご連絡くださいとお名刺くださったので、これから色々教えていただきたいと思っています✨!
常陸太田市、移住したいまちに選ばれるのに納得の、素敵なまちでした✨。
長くなったので、つづきはまた次の記事で!
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