2日目はつくば市!
もう市役所の佇まいから言って、市町村規模、財政規模がまるで違うのをありありと感じ、
豪華な設備の一つひとつに、日高市からのおのぼりさん議員一行、はぁああああぁ、とため息の連続(笑)。
議場階に着くなり、「床がふかふか~💛!!」とはしゃいでしまい、はたと我に返り襟を正すシーンも(笑)。
さて本題、今回の視察テーマは、「RPAの活用について」。
RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)は、人がPC上で行っている繰り返し作業、たとえば帳票の入力や定型資料の作成などを、コンピューターに覚えてもらって、人の代わりにやってもらうことを言います。
企業での導入がどんどん進んでいますが、役所業務でも自動化した方が良い作業がたくさんあること、ご想像に難くないと思います。
日高市でも一部の業務で試験的に始めていて、これから本格導入を検討していくなかで、
全国に先駆けて導入されたつくば市でRPA推進を担当し、総務省地域情報化アドバイザーとして狭山・日高にもお越しいただいている三輪係長にお話を伺いました。
印象に残ったのは以下3点。
- アジャイル型(しっかり計画をして進めるのではなく、やってみながら試行錯誤する進め方)を推奨する必要性。行政がちょっと苦手なやつです💦。
- 新しいことが苦手な行政体質において、各課に自主的に進めてもらうことが必須のRPA導入。やらされ感にならないよう、情報部門が、企業の営業部門のような意識を持ち、各部署に関わっていくことが大事✨。
- 効率化(成果)にこだわらず、各課5業務ずつぐらい、まずは使ってみることから始めるべし!
特に、3点目。
私たち議員はすぐに成果を質問しがちですが、行政職員の方々がのびやかに仕事するための後押しになるよう、聞くべきポイントを間違えないように、変なところで足かせにならないようにしたいと思いました。
また、今回私たち議員がつくば市さんに訪れることで得られたもしかしたら最大の収穫は、市役所文化のギャップを知ったことかもしれません。
議会事務局も、情報課も、お会いする職員さん皆さん、良い感じで肩の力が抜けていらっしゃる!
それは、プレゼンテーションの作り方、話し方、佇まい、我々に対する接し方、服装、すべてに現れていました。
(失礼かもしれませんが💦)議員の委員会視察に対応する職員が、青色メッシュの前髪で、洗いざらしのコットンポロシャツ1枚、しかもインせずに着ている…なんて、日高市ではありえません。
もちろん、つくば市さんといえど行政職員である以上、民間企業と比較すればきっと色んな大変さ、息苦しさを抱えていらっしゃることも少なくないとは思います。
比較の問題ではあると思いますが、これからの時代、地方分権のもと、行政が創造的な仕事をしていくためには、こういった庁風の改革も必要だなぁと、しみじみ気づかせていただいたのでした。
つくば市の皆様、貴重な機会をありがとうございました!