8月10日、有志の会派合同で、サテライトオフィス誘致の先進事例として有名な和歌山県白浜町にオンライン視察させていただきました。
コロナでなかなか遠くへの視察が難しいところ、オンラインでの視察をご快諾くださいました。
白浜町は、H16年というまだまだ今のようにリモートワークやワーケーションが普通でなかった頃から、地元の雇用対策として企業誘致の取り組みを開始。
今ではSalesforce社をはじめ世界に名だたる有名企業から、uhuru社といった新進気鋭のIT企業まで、13社もの会社がサテライトオフィスを白浜町に構えています。
地元雇用の拡大や、社員の経済消費といった効果はもちろん、白浜町が好きになりそのまま移住するご家族も多かったり、誘致した企業と行政が協働し新しい取組みが生まれたりと、オフィス誘致による地域活性効果はとても大きいとのこと。
日高市としても、企業誘致は積極的に進めたいテーマであり、第6次総合計画では、令和7年度までにサテライトオフィスを5社誘致するという目標を掲げています。
私たち議員としても、理解を深めておくべき課題として、今回、このような学びの機会をいただく運びになりました。
白浜町のご厚意により、とても丁寧に、オンラインでも臨場感あふれる案内、ご説明をくださり、大変充実した視察となりました。
白浜町が選ばれる理由としては、5点挙げられていました。
- 東京からの距離 ~羽田空港からオフィスまで移動時間70分!
- 和歌山県の奨励金制度 ~オフィス賃料や航空運賃の半額補助!
- リゾートとしての魅力 ~ワイキキビーチと姉妹都市提携!
- 耐災害ネットワーク ~災害時の安否確認システムを実証実験中!
- 白浜町の丁寧なサポート ~町内の紹介から社員の住まい探しまでもサポート!
特に、丁寧なサポートはとても重要であると。
来られたばかりの企業には、お昼ご飯を食べられるスポットの案内までされるとか。
日高市も、まずは企業から選ばれる強みをつくり、ターゲットに向けて確実にPRしていくことが必要ですね。
こういった「オンライン視察」、コロナ禍において受け入れ可能な自治体が増えてきていますが、日高市議会内の会派横断で実施したのは今回が初めて✨!
実際に現地を訪れての視察とはもちろん違いもありますが、移動時間や旅費をかけずに、市庁舎にいながら全国の先進事例に直接学ぶことができる時代。
今後もこんなふうに、世代や会派を超えて学ぶことができたら、日高市にとっても大きな意味を持つのではないかと思えた、嬉しい一歩でした✨。
今回、大変すばらしい機会をご提供くださった白浜町役場・白浜町議会の皆さま、そして、開催に至るまで調整や準備に尽力くださった日高市議会議員の皆さま、本当にありがとうございました!!