小中学校での不織布マスク推奨について、市内の保護者からご相談があったので共有します。
感染対策のために、不織布マスクが推奨されるようになってきました。
この不織布マスク、感染防止効果は比較的高いと言われている一方で、つけると具合が悪くなるという方もいらっしゃいます。
不織布は、プラスチック繊維や接着剤、抗菌剤や滅菌剤からつくられるため、これを吸引することで頭痛がしたり、肌荒れしたりするというものです。
子どもに着けさせるのは心配、布マスクで十分なのではないか、というお声はよくいただきます。
日高市教育委員会に確認したところ、
「確かに不織布マスクを推奨しているが、布でも不織布でもどちらでも構わない児童生徒は不織布にしてもらいたいというもので、布の方が良いという児童生徒に関しては、布で問題ない。」
とのことでした。
子ども達の間で、不織布マスクを無理してでもつけないと周りの子どもから何か言われる、という空気感にならないよう、配慮いただけるようにお願いしました。
ご家族でも話し合っていただけたらと思います。
マスクに限らずコロナ対策については、いろんな方が、いろんな感じ方、考え方をされていますね。
ぜひ、ご自身の考えと合わない考えに出会ったら、ただ否定するのではなく、その背景に興味を持ち、知ろうとしていただけたらと思います。
子ども達や家族の健康、人類の健康を願うところはみんな同じなはず。具体的な対策に対して意見が分かれるのは、知識や経験の差からくるものだと思います。
考えが違う=自分が知らない世界があるんだ!
と一人ひとりが興味を持つことができたら、コロナに限らず、いろいろな社会問題がより良い方向に進むと思います。
自戒の念を込めて…今日も平和でありますように。