\開催しました/日高まちつくりカフェ@3月~「ハラル Halāl」ってなぁに?

「ハラル」って聞いたことありますか?

日本では、ハラル認定レストラン、なんて看板で目にすることがありますが、なかなか私達の日常に馴染みがないかもしれません。

ハラルは、イスラム教徒(ムスリム)が守っている神様の教えです。

近年、世界のムスリム人口は急増し、いまや世界中で5人に1人!

出典:https://www.atglobal.co.jp/strate/263?fbclid=IwAR22W35ZeLb4Mkw0rQzJAP_aKivtxgVd2w6TKrKHZ41_HCRb_-pu9j7cJRs

私達がイスラム教の教えや食文化を知ることは、日高という地方都市のまちづくりにおいても、必須の基礎教養と言える時代なのではないでしょうか。

というわけで、日高市武蔵台在住のヨルダン人、サーメルさんをお招きし、ハラルについて教えていただく会を開催しました!

サーメルご家族(&来日していたサーメルの妹さん)

「ハラル」とは、私達が平和に、心身健康に、一人ひとりが尊厳をもって生きていくために良いとされているもので、アッラーの神様の教えであるコーランに示されているそうです。

サーメルのお話を奥様の由佳さんが通訳くださいました。

 

イスラム教というと「絶対神」「イスラム原理主義」みたいなイメージから、イスラムが絶対的という価値観を持っているのだと誤解されがちですが、

他の宗教やあらゆる価値観とも平和的に共存していこうという柔軟な思想で、あれはダメ!これは良い!を杓子定規に規定されるのではなく、

その根本にある思想を個々人がよくかみ砕いて理解し、そこから本質を考えて選択することが、個々の健康と平和につながる、という考えであるとのこと。

質問が絶えず、白熱教室の様(笑)

原始仏教にも通じるような?哲学的な側面もあり、もっと知ってみたいと興味をかりたてられる、わくわくする2時間でした。

TVや新聞などのメディアを観ていると、なかなか誤解されがちなイスラム教。
こうして、当事者から直接お話を聴くことは、多様性社会をつくっていくうえで、本当に大切なことだと、改めて思いました。

サーメルご夫妻、お忙しいなか、ご家族で準備くださり、素晴らしい貴重な機会を本当にありがとうございました!✨

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