今日は、「森林を活かす荒川流域自治体議員勉強会」の企画で、鴻巣市の取組みの視察に参加させていただきました!
鴻巣市は、「こうのとり伝説」にその名を由来するまち。
そしてこれから、なんとコウノトリの飼育・放鳥を始めるのでお話を聞こう!という企画でした。
ふーん、野鳥保護の取組みかー。
日高のカワセミや高麗川保全の参考になるかなー。
なんて思って参加させていただいたら、全然スケールが違いました。
鴻巣市は2015年に「コウノトリの里基本計画」を策定。
コウノトリを
「持続可能なまちづくりのシンボル」
として、地域振興も含めた、
「人にも生きものにもやさしい」まちをつくっていこう、
という取組みをされているのでした。
この辺りの食物連鎖のトップに位置づくコウノトリを放鳥して、そのコウノトリ達に選ばれる自然環境を積極的につくっていく。
田んぼを無農薬・減農薬にシフトして、付加価値のある”伝説米”をつくっていく。
子ども達への環境教育に取り入れる。
コウノトリを地域ブランドとして商品化していく。
・・・などなど、まちづくりの方向性を示す、拡がりのあるビジョンであることが分かりました。
新設したコウノトリの立派な飼育施設は、一般財源ではなく、地方創生拠点整備交付金と、市独自のコウノトリの里づくり基金でつくられたそうです。
とても情熱的に、分かりやすくお話くださった鴻巣市の環境課のみなさま、 金子 ゆう太鴻巣市議会議員、森林を活かす荒川流域自治体議員勉強会の皆さま、貴重な機会をありがとうございました✨。
(こういう時、いつも息子を預かってくれる友人達にも本当に感謝💛)