質問趣旨
日高市への移住・定住の促進についてです。
少子高齢化と人口減少が進むなか、私たちの生活インフラや教育、福祉サービスを将来にわたり維持し、改善していくためには、なんといっても財源、そしてサービスの担い手が必要です。
多くの地方都市が同様の問題を抱えるなかで、特色ある、住みよい魅力的なまちづくりを通じて、移住者、転入者を増やし、また定住促進すなわち転出者を減らすことに挑戦し、成果を出している自治体が出てきています。
人口対策は効果が出るまでに時間のかかるものであり、日高市も早々に力を入れていくべきと考えます。
このテーマについては、一昨年9月にも一般質問させていただきました。それから、日高市行政の最上位計画である第6次総合計画が策定され、その実行計画では、令和3年度の4つの重点施策の一つに、移住定住が位置付けられています。
コロナの影響もあり、都心から郊外への移住ニーズが高まるなか、その後の検討状況と今後の展望をお伺いします。
質問と答弁の要約
問 まず、ターゲットはどういう層に定めているか。
答 都心に住み、自然豊かな環境を魅力に感じる子育て世代としている。
問 その層のニーズをどのように把握するのか。
答 必要に応じて転入・転出者向けアンケートをとる。またLINE等の活用を研究する。
問 本年度、注力する施策は何か。
答 市の魅力のPRと、オンライン移住相談会の開催である。
問 それらもとても良いことだが、市内の不動産業者からは、コロナの影響で問合せ件数が急増し、物件待ちの移住希望者が増えていると聞く。空き家対策等、住居の確保も急がれるのでは。
答 市ではそのような情報は確認していないが、今後の住居対策の参考にする。
問 郊外移住を検討する子育て世代は、自然を活かした教育環境を重視している。これを強みとし強化する考えは。
答 環境教育の充実に努めていく。
問 魅力のPRは具体的にどのようにするのか。
答 動画広告、パンフレット、ホームページを作成する。
問 作成にあたり、日高市へ移住した市民の感性を取り入れる考えは。
答 子育て世代に感覚の近い若手の市職員のプロジェクトチームを設置する。また、移住者のアイディアや活力を活用する取組みを今後検討する。
問 PRの効果測定は。
答 HPの閲覧数やオンライン移住相談の件数を集計し確認していく。
質問全文はこちら
詳しい論拠やデータなどについては、質問全文をご参照ください。
→一般質問全文へのリンク
動画(議会中継)
日高市議会中継で動画が見られます。
「令和3年第2回定例会06月09日 一般質問」をクリック!
まとめ
世界に二つとない、日高市ならではのまちづくりがしたくて、議員になりました。
日高を世界一「本当に」豊かなまちへ!
は今でも本気で思っています。
実現すれば全国、いや世界から注目されて、移住者が増え、いま住んでる人にもたくさんのメリットがもたらされる。
社会へのメッセージになる。平和な世界につながる。
そんなアイディアを、日々温めています。
大きなテーマなので、執行権のない議員が取り組むにはもどかしいテーマであることを、痛感させられます。
しかし、議員だからこそできる、動かし方があると思っています。
明日も昨日と同じ日が昇る、
そんな幻想を持っていたら、今の子ども達にもはや未来はありません。
諦めずに、出来ることを全力でやり続けよう。
今議会も、そんな想いを新たにしました。
みなさん、一緒に未来をつくりましょう!