2019年6月定例会では、3つのテーマで質問しました。
1.大規模太陽光発電施設建設計画について
2.香りによる健康被害への対策について →記事はこちら
3.市民の移動手段の確保について →記事はこちら
以下、1番についてです。
高麗本郷に予定されているメガソーラー建設計画について、建設反対の立場から、市に対応を求め質問しました。
質問趣旨
この計画は、日和田山と谷一つを隔てた山地の南斜面を15haもの規模で皆伐し、ソーラーパネルを設置するというものです。
事業者からは住民向け説明会が行われ、本計画の概要説明を受けた住民は、その深刻なリスクを知り、様々な不安の声をあげています。
メディアでも多数、大きく取り上げられ、昨今のメガソーラー開発にまつわる全国的問題の象徴的なケースとしても、世間の注目が集まっています。
前回の定例会で、田中議員より一般質問があり、市長は、「ガイドラインが機能しないのであれば条例設置も考える」と答弁されていましたが、その後の検討状況、また、条例設置以外に、市としてできる対策はないのか、お聞きします。
動画(議会中継)
日高市議会中継で動画が見られます。
「令和元年第3回定例会06月20日一般質問」をクリック!
要約:議会だよりの原稿より
問 建設を規制する条例制定の見通しは。
答 制定に向けたスケジュールを早急に決定する。
問 開発予定地を市で買い取る可能性は。
答 今後の課題とする。
問 事業者の株主構成や決算書類は確認したか。
答 県に提出されるものを市でも確認する。
問 災害時に備え、事業者に供託を求めることは。
答 方法を研究する。
問 市長の考えは。
答 市としてできることを早急にしたいと考え、職員にもそう指示している。日高市にとって、高麗の緑と自然環境を守ることは大変重要なことと考えている。
質問全文はこちら
一般質問全文へのリンク
まとめ
市長から、本計画には反対の立場である旨を答弁いただけて良かったです。
条例制定に関しては、ハッキリとした答弁はありませんでしたが、様々なステークホルダがいるなか、このタイミングで議会で表明するのは難しい状況であることは理解できます。
引き続き、市民の皆様、執行部の方々と、連携をとりながら進めていく必要があります。