議案その他

令和2年4月全員協議会~日高市第6次総合計画、コロナ対策、議員辞職勧告についてほか~

昨日は全員協議会でした。

全員協議会」は、文字通り、議員が全員集まって協議する場です。
議会とは別に、もう少しカジュアルに話し合える場で、執行部からいま検討中の事案の報告があったり、議員同士で、本会議で扱う議案とは別に、日々話し合う必要のあることを相談したり決めたりする場です。

日高市議会は、月に1回、開いています。
コロナで現在は傍聴禁止になっていますが、通常は誰でも傍聴可能で、厳格に進める本会議よりは、議員や執行部の活発な意見交換が起こることが多いので、傍聴おススメです。

さて、昨日の主な内容は以下の通りです。
長いので、ご興味のある箇所だけかいつまんでお読みください。

市長挨拶

市長より、市長選挙当選の旨、ご報告がありました。

また、現在の非常事態宣言を受けて。
市職員の勤務体制を大きく変えて、時差勤務やサテライトオフィスを取り入れ、勤務時間を全体で約40%削減して対応しているとのことでした。
感染者が出ても市の最低限の業務、サービスが滞らないように、様々に工夫されているようです。

 

市からの協議・報告事項

コロナ対策としての会議時間短縮のため、議員からの質問は、この場ではなく後日メールにてすることになりました。

第6次日高市総合計画の修正案について

来年から更新される第6次日高市総合計画について、2月の全員協議会で素案が提示されました。
その後、行政経営審議会での意見聴取、議員からの意見聴取、市民コメントを経て、修正した案が今回示されました。

スローガンは、「誰もが安心して住み続けられる ふれあい清流文化都市 日高」
SDGs的な視点と、なかでも、人のつながり、自然、文化を大切にするといった価値観が入り、共感できます。

続く、「7つの基本方針」も、議論の際に立ち戻るに足る、日高の価値観が明記されたものになったと感じました。(私だったらもっとオリジナリティを出したい(笑)…けれど、よく検討され、良いものに仕上げてくださったと、とても感謝しています。)

今回、これに、「まちひとしごと創生総合戦略」として、人口対策(移住・定住促進)に関する戦略が載ります。日高市の生き残りをかけて、十分な戦略を練ってほしいということは、昨年、一般質問でもお伝えさせていただきました。

どのようなものになるか、とても期待しています✨。

2020東京五輪延期を受けての市の対応について

聖火リレーは当然延期。観戦チケットの発売も延期。
次年度に向けての機運醸成のために、高麗川駅西口前と、高萩駅あさひ口前の照明灯に、聖火リレーのフラッグ(旗)をつけるそうです。

 

新型コロナウィルス感染症への市の対応について

■補正予算について
国の出した「新型コロナウィルス感染症緊急経済対策」に応じて、補正予算をつけ、専決処分*することになりました。

*急を要する議案について、議会を通さずに市長決裁のみで可決させ、後から議会にかけるというもの。

特別定額給付金(世帯主に一律10万円)、子育て世帯への臨時特別給付金(児童1人につき1万円)、傷病手当金(コロナ感染者の給職中の給料保障)などについて、60億近い予算がつくことになります。

■感染防止のための対応について
国や埼玉県の方針に基づき、以下の内容を進めています。

・野外も含む公共施設の利用休止
・市職員の勤務体制変更(←冒頭の市長挨拶参照)
・外出自粛要請、イベント自粛要請
・市内小中学校の休校
・保育所、学童の規模縮小(現状では、約7割の子どもが登園自粛)
・企業や個人事業主向けの相談対応(セーフティネット保証制度、小規模事業者持続化補助金)

■税条例等の一部改正について
法改正を受けて、固定資産税や健康保険税などの軽減のため、市条例も専決処分で改正されました。

 

休校を受けての学校給食休止の対応について

3/2~3/26の休校による給食停止期間について、給食事業者に対する違約金(既に発注されていた食材キャンセル費用)として、5百万円(3/4は国庫負担)の予算が専決処分されました。

 

子ども・子育て支援事業計画

日高市総合計画の、子育て版みたいなものです。
すべての子育て施策のおおもとになる計画です。

こんなのあるの、ご存じでしたか?
私は議員にならなければ知る由もありませんでした…💦。

昨年度検討され、今年度から新計画になりました。
昨年度は、市民コメントも募っていて、そこそこの数のコメントが寄せられたそうです。

良かったら、どんなものか見てみてくださいね。→日高市第2期子ども・子育て支援事業計画

議員間での協議・報告事項

さて、ここで市職員側は退席。ここからは議員同士の時間です。

議会としてのコロナ対策について

5/25開会予定の議会(令和2年度第1回定例会)について、コロナ感染対策として、議会運営委員会*での決定事項が報告されました。

*議会運営委員会ってなぁに?
文字通り、議会の運営(いつ、何を、どうやって話して決めるか、みたいなこと)について、決定する委員会です。
メンバーは、日高市の場合は、2名以上の会派から代表を出すことができます。


議会運営委員会には、1人会派の私は出席できません。よって決定事項だけお聞きしました。(ざっくり要約しています)

  • マスク着用、換気、席の間隔を空ける
  • 執行部側の出席者は必要最小限にしてOK
  • 本会議は傍聴自粛、全員協議会や各種委員会は傍聴禁止
  • 本会議での質疑は1回のみ(執行部と議員で事前にメール等で調整して、時間短縮、再質疑不要になるようにする)
  • 第6次総合計画の基本構想の審議は、特別委員会は設置せず、総務福祉常任委員会で行う
  • 一般質問は行わない

皆さん、どうお感じになりますか?
まるで、議会機能が損なわれるように感じる方もいらっしゃるかもしれません。

私は、この判断に対しては、現在の社会情勢や日高市行政の現状を鑑みて、四役はじめ議運において苦渋の決断をされたことと思いますので、粛々と受け止めます。そして、この状況下で、いかに議会機能を損なわずに動くかが、いま議員に求められていることと思います。

まず、特にいま重要な、目下のコロナ対策への指摘については、そもそも6月議会を待ってするようなことではなく、現在進行形で議員は動いています。私の場合は特に、休校や登園自粛によって被害を被る子ども達をテーマにするのが、子育て世代議員の役割だと捉え、取り組んでいます。

また、議案の審議に関しては、この方法でも、事前の調整を入念に行うことで、少なくともこれまでの日高市議会の通常の議論とは、変わらないかそれ以上の質を担保できると考えています。一般質問がない分、議員は議案審議に集中できるというメリットもあります。

一般質問についても、議会と時期をずらして行政とやりとりすることで、変わらない成果を出せるように取り組みます。

私は今回の議会で、どうしても一般質問したいテーマがありました。
気候変動問題についてです。

昨年の大型台風はもちろんですが、今回のコロナも地球温暖化との関係性を指摘する仮説が出てきています。また、IPCCは、今年が温暖化に対し、人類が生き残れる環境を保てるかの勝負の年であると発表しています。

この状況で、日高市はこの夏、環境基本計画(日高市の環境対策の大元になる計画)を策定します。
その計画が、世界や日本の動向を捉えた自治体として責任ある内容になるのかは、6月のタイミングで必ず質問したい事項でした。

これについては、意見書を作成して提出する他、議員の立場で出来る限り議論していきますし、私のこういった動きに対して市職員も、時短勤務でギリギリのなかにも関わらず、ありがたいことに非常に協力的です。

 

もちろん、一般質問のとりやめや、議会の短縮については、地方自治の観点で、慎重に判断する必要があります。議員が議会を通じて行政に市民の声を届けるのは、市民の権利です。
3月議会で多くの自治体が行った意思決定については、全国で大変な議論になっています。

先日参加したコロナ対策と議会の在り方について話し合う緊急オンライン会議でも、様々な意見が飛び交っており、この内容については、議長に報告させていただきました。

前回議会での一般質問取り下げの議論では、私は、文書による質問を提案しました。
日高市議会では、普段の一般質問でも、文書による質問と回答のやり取りを事前に行います(答弁調整と言います)。そのため、公的な発言の場としての議会での読み上げを無くしても、その文書を公開すれば実質は何も変わらないと考えたからです。市職員への業務負荷は、この文書でのやりとりの期間を長くとることで緩和できます。

他にも、他の自治体のやり方を見ると、いろいろな工夫の余地があるなかで、どのような議論がなされて上記の結論になったのかは、今後のためにも、確認したいと思います。

 

田中まどか議員への議員辞職勧告決議について

続いて、田中まどか議員への議員辞職勧告決議についてです。
この議員辞職勧告決議では、私は退席しました。その理由については、以前ブログに記載しました。

本件について、全国の議員/元議員/市民から多くの署名とともに、議長宛てにいくつかの抗議文が届いています。「決議の撤回」「謝罪の決議」などを行うことを要請する内容です。

これに対し、議長は、各抗議文の提出者に以下のような回答をしました。

この事態に際し、ある議員から、倫理審査会を開くべきだと提案がなされました。

私からは、2点発言しました。

  • 本抗議文は議長宛てであるが、(絶対中立であるべき議長の立場としては、この回答になると考える。(議会で決議されたことについて、撤回したり、修正案を出させるような働きをすることはすべきではない)
  • 今回の決議は田中議員の情報発信が日高市のガイドラインに反するかが論点。私が気になるのは、吉本議員に対する「10時から3時近くまで何もせずに座っているのは、それはお辛いことでしょう。」といった記載だが、それについて田中議員はどう考えているのか、教えてほしい

2点目については、田中議員から、「既に何度も回答している通り」である、との回答で、改めてお聞きしたいと言っても、回答いただけませんでした。

私の本件への立場は、とにかくこのような争い自体を止めにすべきというものです。それゆえに、本決議においても退席しました。
上記のやりとりからして、いま倫理審査会を開いても、既に議論されたことが堂々巡りになるとしか考えられず、提案には賛同できませんでした。

協議の結果、議会としては特に対応しないという結論になりました。

 

また、別途、田中議員より、議長宛てに、決議文について、事実と異なる箇所があるとして、削除を求める要求書が提出されました。

決議文に、田中議員の書き込みとして、「また次の台風で流され、また土木業者が儲かる」という表記に言及されていますが、これは、田中議員によるものではなく、田中議員のFacebookへの投稿について他者からコメントされた記載であるという指摘です。

私は、確かにこれは、田中議員の指摘が正しく、決議案の提出側の事実誤認と考えます。

この件については、6月議会で何らかの対応がされることになりました。

高麗本郷メガソーラー問題について

昨年8月に制定された、「日高市太陽光発電設備の適正な設置等に関する条例」について、財産権の侵害であり違憲であるとして、事業者が弁護士を通じて、市と市議会議員に文書(申し入れ案)が送付されました。

この件について、対応すべきかということが話し合われましたが、送付された文書はまだ「案」であるから、議員としては、今すべきことはない。正式に何かしら文書が来てから、しかるべき対応をするのが妥当であるという結論になりました。

開発事業者は現在、地盤検査を名目に伐採等の工事を行っており、下流の地権者が汚水流出等の被害に合われているなど、トラブルが続いています。引き続き、眼を放さずにいたいと思います。

 

以上、長くなりましたが全員協議会のご報告です。

文章で表現できることに限りがありますので、気になる点などあれば、お問合せください。

 

 

 

 

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記事を書いた人

日高市議会議員無所属松尾 まよか
大好きなまち日高に永く住み、豊かな自然のなかで子育てをしていきたい。

私は、この日高が世界一好きです。2015年、東京都心から日高市に移住。都内では体験できなかった日常を楽しんでいます。

これまで国内外諸国に滞在してきましたが、日高ほど暮らしやすい土地はありません。都心へのアクセス、美しい里山と清流、それを大切にしていきている人たちとの温かいつながり・・・。

ここで、いつまでも心地よく安心して子育てをしていきたい、そう願っています。

本当の「豊かさ」とは何か?

日高でかたちにしていきたいと思います。

どうか応援お願いします!
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